一枚の壁を通して聞こえる
無機質な雑踏
その世界が大きくて
私を傷つけると知っていても
飛び出さずにはいられなかった
守られてばかりじゃ嫌だから

赤い海に溺れる体
揺らめく水面が白く霞む
纏う水の温かさが
私の涙を気付かせないように
そっと手を差し伸べてくれる

意識を手放して
このまま亡くなるなら
私はそれを望むわ
外は死んだ世界
赤い海は怖いくらいに

背中から沈んで
空へ腕を伸ばす
不安定で揺れ落ちる青
私の周りは赤い世界
だからそれがツクラレタみたいで
留まる理由を作らない

水の中 静寂の世界
だから聴こえないことわかってる
もう誰もこの言葉を
聴けるモノがいないことも
心のどこかで知っているけど
でも何故か言いたくて
全ての魂へ伝えたくて
赤のナカ 呟いた

『        』

最近この『言霊かく語りき』へご来訪くださる方が多くなり真に感謝な華蓮屋です。
こんな駄文を読んでいただけるとは物書き冥利に尽きる限りで;
詞を書くのは副業といいますか、本来は小説専門なのですが話を作る時に元となるのは頭に浮かぶ言霊達なのでインスピレーションとあと遊びという意味では詞はいい働きをしてくれてます。
こんな人間と言霊達ですがこれからも末永くお付き合い頂けたらこれ幸いで御座いますm(_ _)m


心の平静を願う夜です。
ざわついて仕方がない。
一部の人間の下らない戯言に付き合わなければならないことも。
全てにおいて私を裂くものでしかない。

ツクリテは全てを知っている。
だから私のこの小さな世界も。
全て理解可能な世界なのだろう。
トップランナーっていうのは素晴らしい。

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