今まであったものが
本当は虚像でしかなかったとしたら
それを現実で知った時の
痛みは言葉にならず
ただただ立ち尽くすのみ

叫びたい衝動を
雨の中で押さえつけて
必死に耐えようと
心で泣いているだけ
一人の弱いヒト

在り方に悩むこと
それって馬鹿らしいの?
誰にも嫌われたくなくて
愛想笑い
疲れても心が強制するから
いつまでも泣いてるような笑顔で

赤い世界が訪れる
いつか本当に真っ白にして
暗闇の世界が支配するなら
そこに存在するオレンジの水が
私を包んで
溶かしていく
魂はそこに 肉体はあちらに

孤独や虚しさだけが満たすこの胸に
一粒の優しい雨
地に滲みて侵してゆくその心は
本当は壊したいだけかもしれないけど

それでも私は救われる
痛みを感じて生きていると
ようやく知るのは私だから
今ここに 眼を開けていること

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