頭打ち抜く銀の弾丸
かけめぐる閃光に眩暈が走る
灰色の空に見舞われた
白銀の雨はこの身に降り注ぐ

暗闇に戯れを求めては
人のいる気配に嫌気がさす
痛みしか与えない他人の
絵空事に付き合うのもコリゴリ

遠く手を伸ばしても
届かない二つの星に願いを
叶えてはくれないこと知りながらも
跪いて天を仰ぎ続ける

きっともう見えない
こんな夜空や汚れた世界ですら
『そこにある』ことが幸せだったと
後悔してももう遅いのに

選べない夢数えきれない
全部得たいと欲するのは
もう捨てるものが何一つないから

手は夢掴むため
足は大地蹴って進むため
何かをいつまでも
追い求めている時が
イキテル証


雨。
雨音。
雨音響く部屋。
雨音響く部屋に佇んで。
雨音響く部屋に佇んで一人。
泣いている時が少なくなった。
嬉しい事なのか。
哀しい事なのか。





Although an ache is feared, therefore, it is.
It is intolerable heterogeneous.

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